櫛形[町](読み)くしがた

百科事典マイペディア 「櫛形[町]」の意味・わかりやすい解説

櫛形[町]【くしがた】

山梨県西部,中巨摩(なかこま)郡の旧町。東部釜無(かまなし)川の支流御勅使(みだい)川の扇状地で,桑畑から転換したブドウモモなどの果樹地帯をなす。中心は駿信(すんしん)往還(現国道52号線)沿いに発達した小笠原で,甲州商人の発祥地として知られ,衣類などを行商した。繊維工業が行われる。2003年4月,八田村白根町,芦安村,若草町,甲西町と合併して南アルプス市となる。42.57km2。1万8920人(2000)。

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