武元登々庵(読み)たけもと とうとうあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「武元登々庵」の解説

武元登々庵 たけもと-とうとうあん

1767-1818 江戸時代中期-後期の漢詩人,書家
明和4年2月15日生まれ。備前岡山藩閑谷(しずたに)学校にまなび,諸国を遊歴,長崎蘭学をおさめる。のち京坂地方で頼山陽,菅茶山(かん-ちゃざん),田能村竹田(たのむら-ちくでん),浦上春琴(しゅんきん)らとまじわった。文化15年2月23日死去。52歳。備前出身。名は正質。字(あざな)は景文。通称は周平。別号に行庵。著作に「古詩韻範」「行庵詩草」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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