海上女王(読み)うなかみのじょおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「海上女王」の解説

海上女王 うなかみのじょおう

?-? 奈良時代,天智(てんじ)天皇の孫。
施基(しきの)皇子の娘。神亀(じんき)元年(724)従三位となる。「万葉集」巻4に聖武天皇とかわした贈答歌がおさめられている。
格言など】梓弓(あづさゆみ)爪引く夜音(よと)の遠音(とほと)にも君が御幸(みゆき)を聞かくし好しも(「万葉集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例