淡河時治(読み)あいかわ ときはる

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「淡河時治」の解説

淡河時治 あいかわ-ときはる

?-1333 鎌倉時代武将
六波羅探題北条時盛の子という。越前(えちぜん)(福井県)牛原(うしがはら)の地頭。元弘(げんこう)の乱で朝廷方の豪族たちの蜂起(ほうき)をしずめるため牛原におもむく。六波羅陥落の知らせで部下がにげ,7000人余の平泉寺僧兵にかこまれ,正慶(しょうきょう)2=元弘3年5月12日自害した。姓は「おうご」ともよむ。

淡河時治 おうご-ときはる

あいかわ-ときはる

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android