田村与八郎(読み)たむら よはちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「田村与八郎」の解説

田村与八郎 たむら-よはちろう

1833*-1886 明治時代彫刻家
天保(てんぽう)3年12月25日生まれ。富山県井波の宮大工兼彫物師の番匠屋12代。明治10年内国勧業博覧会で受賞。以後彫刻専業とし,弟子育成にもつとめる。近代井波彫刻の基礎をきずいた。代表作に富山県八尾町の曳山(ひきやま)の彫刻,日本武尊銅像(兼六公園)原型。明治19年3月15日死去。55歳。名は守貞

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android