白蔵主(読み)ハクゾウス

デジタル大辞泉 「白蔵主」の意味・読み・例文・類語

はく‐ぞうす〔‐ザウス〕【白蔵主/伯蔵主】

狂言釣狐つりぎつね」の登場人物猟師殺生をやめさせるため、古狐が猟師の伯父の僧に化けたもの。
狂言面の一。主としてに使うもの。

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デジタル大辞泉プラス 「白蔵主」の解説

白蔵主(はくぞうす)

日本妖怪。僧に化けたキツネ妖狐一種とされる。江戸時代随筆「諸国里人談」などに記述があるほか、狂言の演目釣狐」にも登場する。「伯蔵主」とも表記する。

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「白蔵主」の解説

白蔵主
はくぞうす

歌舞伎浄瑠璃外題
初演
明治35.10(大阪・弁天座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報