粟田細目(読み)あわたの ほそめ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「粟田細目」の解説

粟田細目 あわたの-ほそめ

?-? 飛鳥(あすか)時代の豪族
大夫(まえつきみ)のひとり。推古天皇19年(611)大和(奈良県)菟田野(うだの)でおこなわれた薬猟(くすりがり)(鹿狩り。角を薬とする)の責任者となる。舒明(じょめい)天皇の喪に際し,軽(かるの)皇子(孝徳天皇)にかわって誄(しのびごと)(故人をしたう言葉)をのべた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android