線対称(読み)センタイショウ

デジタル大辞泉 「線対称」の意味・読み・例文・類語

せん‐たいしょう【線対称】

1本直線に関して、ある二点が、相互間をその直線によって垂直二等分される位置関係にあること。図形では、1本の直線を折り目としてある図形が完全に重なり合うこと。この直線を対称軸という。
[類語]対称シンメトリー点対称面対称対称的相称左右相称シンメトリカル

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精選版 日本国語大辞典 「線対称」の意味・読み・例文・類語

せん‐たいしょう【線対称】

〘名〙
① 二つの平面図形の関係をいう語。二つの平面図形F、F′の点が一対一に対応し、対応する二点を結ぶ線分垂直二等分線がつねに一定の直線lに一致するとき、FとF′とは直線lに関して線対称であるという。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕
② 平面図形の性質の一つ。一つの図形について、ある一本の直線を折り目としたとき図形が完全に重なること。

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改訂新版 世界大百科事典 「線対称」の意味・わかりやすい解説

線対称 (せんたいしょう)

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百科事典マイペディア 「線対称」の意味・わかりやすい解説

線対称【せんたいしょう】

対称

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「線対称」の意味・わかりやすい解説

線対称
せんたいしょう

対称」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内の線対称の言及

【対称】より

…この対応をgを対称軸とする対称変換と呼び,対応する2点P,P′をgに関する対称点という。また,この変換で図形Fが図形F′にうつるとき,FとF′はgに関して線対称であると呼び,とくにF=F′のときFをgに関して線対称な図形と呼ぶ(図b)。平面上の場合には,FとF′がgに関して線対称とはgを折り目として折り返したときにFとF′がまったく重なることを意味する。…

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