薩埵徳軒(読み)さった とくけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「薩埵徳軒」の解説

薩埵徳軒 さった-とくけん

1778-1836 江戸時代後期の心学者
安永7年1月17日生まれ。薩埵元雌(げんし)の長男。父と猪飼敬所(いかい-けいしょ)に儒学をまなぶが,石門心学をこころざす。時習舎でおしえ,天保(てんぽう)元年楽行舎をおこした。門弟柴田鳩翁(きゅうおう)がいる。遺著に「徳軒道話」。天保7年9月21日死去。59歳。京都出身。名は敬徳。字(あざな)は君格。通称は完蔵,与左衛門

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「薩埵徳軒」の意味・わかりやすい解説

薩埵徳軒
さったとくけん

[生]安永7(1778).京都
[没]天保7(1836)
江戸時代後期の心学者。儒者藁川の子。名は敬徳,字は君恪。初め儒学を学んだが,のち上河淇水の門に入り,時習舎舎主となった。門人に柴田鳩翁がある。著書『徳軒道話』 (1836) 。

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367日誕生日大事典 「薩埵徳軒」の解説

薩埵徳軒 (さったとくけん)

生年月日:1778年1月17日
江戸時代後期の心学者
1836年没

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