越智維道(読み)おち これみち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「越智維道」の解説

越智維道 おち-これみち

?-1439 室町時代武将
南大和に勢力をもつ興福寺一乗院方の在地武士。幕府軍をゲリラ戦でくるしめる。6代将軍足利義教(よしのり)と将軍職をあらそった弟の足利義昭(ぎしょう)や南朝の再興をめざす小倉(おぐらの)宮をむかえ多武(とうの)峰にこもるが,義教の追討軍に攻められ永享11年3月27日敗死。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android