逆接(読み)ギャクセツ

デジタル大辞泉 「逆接」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐せつ【逆接】

二つの文または句の接続で、上に述べたことから予想される以外の結果が示される関係を、あえて結びつける場合をいう。例えば、「雨が降る」と「運動会を行う」の文で、接続助詞「ても」または接続詞「しかし」を用いて、それぞれ「雨が降っても運動会を行う」とか「雨が降る。しかし、運動会を行う」などとする類。⇔順接じゅんせつ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「逆接」の意味・読み・例文・類語

ぎゃく‐せつ【逆接】

〘名〙 二個の文、または連文節を、矛盾、対立する要素があるものとして結び付ける形式。普通は接続詞、接続助詞によって示される。「彼は偉い。しかしいやな奴だ」の「しかし」、「春になったけれど寒い」の「けれど」などで表わされるような関係。逆説。逆態。⇔順接。〔日本口語文法教本(1928)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「逆接」の読み・字形・画数・意味

【逆接】ぎやくせつ

迎え撃つ。

字通「逆」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android