那珂型軽巡洋艦(読み)なかがたけいじゅんようかん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「那珂型軽巡洋艦」の意味・わかりやすい解説

那珂型軽巡洋艦
なかがたけいじゅんようかん

旧日本海軍の軽巡洋艦。「5500t」型と呼ばれる軽巡洋艦終期の3隻をいう。基準排水量 5195t,速力 35.25kn,主砲 14cm砲7,61cm魚雷発射管 (九三式魚雷用) 8,カタパルト1,水偵1機。改装後,排水量約 7000t。『川内』は,1924年4月長崎三菱造船所で竣工,43年 11月2日,ムッピナ岬沖で沈没。『神通』は,25年7月神戸川崎造船所で竣工,43年7月 12日,ソロモン沖で沈没。『那珂』は,25年 11月横浜船渠で竣工,44年2月 17日,トラック島南西の海上で沈没。

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