排水量(読み)はいすいりょう

百科事典マイペディア「排水量」の解説

排水量【はいすいりょう】

船舶トン数の一種。船が静水中で浮かび平衡を保つとき排除する水の重量。水線下の船の体積と水の比重との積に等しく,そのときの船の重量に等しい。主として軍艦の大きさを表すのに用いられる。満載排水量常備排水量などもあるが,一般には燃料および予備ボイラー水を除く消耗物資満載の状態を英トンで測った基準排水量で示す。
→関連項目造船

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精選版 日本国語大辞典「排水量」の解説

はいすい‐りょう ‥リャウ【排水量】

〘名〙 船が水に浮かぶ時に排除した水の重量。アルキメデスの原理により、その船の重量に等しく、主に軍艦の重量を表わすのにいう。
※毎日新聞‐明治三七年(1904)二月一〇日「仁川に碇泊中なりし露艦ワリヤーク(〈略〉進水、排水量六千五百噸、速力二十三浬)」

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世界大百科事典内の排水量の言及

【喫水】より

…船の水面下に沈んでいる部分の深さであるが,これはまた水面下の部分の容積を示すものさしともなる。すなわち浮いている物体の水面下の容積と同容積の水の重量は,その物体の重量と等しいから,喫水の値を基に船の重量(排水量)を求めることができる。積荷を積載すればその重量に相当する分だけ喫水は増加し,燃料を消費すれば喫水は減少する。…

【船舶トン数】より

…前者のトン数は船の容積を基として算出され,総トン数,純トン数,運河トン数などの区別があるが,あくまでも大きさの指標であって物理的な意味の単位ではない。後者の重量を表すトン数には排水量,載貨重量などがあり,この単位は重量のトンである。このように船のトン数が紛らわしいのは,その起源に歴史的な経緯があることと,意味が異なるにもかかわらず同じトンという言葉が使われることによっている。…

※「排水量」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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