野口小成(読み)のぐち おなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野口小成」の解説

野口小成 のぐち-おなり

?-1894 明治時代の農事改良家。
明治維新に際し,生地奈良県の郡政下用掛となる。のち農事の研究につとめるかたわら,吉野川北岸の丘陵地開墾をおこなう。また私設農事試験場をひらき,農産物試作につとめた。明治27年死去。幼名は和吉。前名は小兵衛。著作に「農作季節鑑」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android