院宮の給(読み)イングウノキュウ

デジタル大辞泉 「院宮の給」の意味・読み・例文・類語

いんぐう‐の‐きゅう〔ヰングウ‐キフ〕【院宮の給】

院宮に与えられる年給

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「院宮の給」の意味・読み・例文・類語

いんぐう【院宮】 の 給(きゅう)

院宮に与えられる年給。律令制的な俸祿制度にかわって平安時代成立した財政的措置一定枠内諸国の掾(じょう)、目(さかん)史生などの任官申請を提出し、院宮は現実の任官者より任料を提出させ、あるいはその公廨稲(くがいとう)収取するなどして自己収入とする。院給。〔西宮記(969頃)〕

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