鳥尾鶴代(読み)とりお つるよ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鳥尾鶴代」の解説

鳥尾鶴代 とりお-つるよ

1912-1991 昭和時代の女性。
明治45年5月25日生まれ。女子学習院中等部在学中に鳥尾敬光(のりみつ)子爵と恋愛,昭和7年結婚。敗戦後,GHQ高官の接待役をつとめ,「戦後鹿鳴館時代の女王」と話題をよんだ。24年37歳で未亡人となる。のちに銀座で「バー鳥尾夫人」を経営。平成3年12月27日死去。79歳。東京出身。旧姓下条(げじょう)。名はのち佳代,多江。自伝に「私の足音が聞こえる」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android