日本大百科全書(ニッポニカ) 「あちゃら漬け」の意味・わかりやすい解説 あちゃら漬けあちゃらづけ 酢漬けの一種。もともとはピクルスをまねてつくったもののようで、「あちゃら」とは外国の意味とも、またポルトガル語のachar(野菜、果物の漬物)に由来するともいわれる。蓮根(れんこん)、ダイコン、ゴボウなど、季節の根菜類を刻んで甘酢に漬ける。さっぱりした味である。調味液は、酢、みりん、砂糖、食塩、トウガラシなどを用いる。作り方は、材料の野菜を薄切りにし、固いものはさっと湯通ししたのち、材料をあわせていったん煮立てた漬汁に浸し、押しをかける。1日程度で食べることができる。[河野友美][参照項目] | ピクルス 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例