病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 の解説
アナグレリド塩酸塩水和物製剤
アグリリン(シャイアー・ジャパン)
本態性血小板血症の治療に用いられる抗ガン剤です。
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②心障害、QT間隔延長、心室性不整脈、間質性肺疾患、出血、血栓塞栓症、白血球減少、血小板減少、貧血、ヘモグロビン減少、リンパ球減少、好中球減少が現れることがあります。こうした症状が現れたときは服用を止め、すぐ医師に報告してください。また、頭痛、呼吸困難、肝酵素上昇、末梢性浮腫、疲労、下痢などが現れることがあります。〔「副作用と対策」参照〕。
①カプセル剤です。服用するときは医師・薬剤師の指示をきちんと守り、かってに中止したり、増量・減量しないでください。
②これまでにこの薬で重い過敏症状をおこしたことのある人は、使用できません。
③重い肝機能障害のある人は、使用できません。消化管の潰瘍や出血傾向、骨髄機能の低下、肝障害、腎障害、感染症にかかっている人、
④軽度・中等度の肝機能障害、重度の腎機能障害、心疾患、QT間隔延長のおそれのある人などは、使用にあたって注意が必要です。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報