アナログ規制(読み)アナログキセイ

デジタル大辞泉 「アナログ規制」の意味・読み・例文・類語

アナログ‐きせい【アナログ規制】

社会デジタル化を阻むとされる、人の関与義務づける法律や、政省令における各種アナログ的な規制総称。デジタル技術が活用できるにもかかわらず義務とされる目視判定や実地監査、常駐書面掲示、対面講習など。

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共同通信ニュース用語解説 「アナログ規制」の解説

アナログ規制

構造物の目視確認や書面・対面での申請など、法令でアナログな手法を義務付ける規制。デジタル庁の抽出調査では、自治体事務で最も多かったのは目視規制の42・4%。次いで書面規制22・6%だった。国は2022年6月、業務効率化や新技術導入のためアナログ規制を見直す方針決定。フロッピーディスク提出を求める行政手続きなどの撤廃を打ち出した。24年9月時点で、見直しが必要と判断された規制のうち96%で対応を終えた。

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