デジタル大辞泉 「アハラノフボーム効果」の意味・読み・例文・類語 アハラノフボーム‐こうか〔‐カウクワ〕【アハラノフボーム効果】 《Aharanov-Bohm effect》電場や磁場はないが、ベクトルポテンシャルがある場合に、ベクトルポテンシャルから電子が受ける量子力学的効果。1959年、Y=アハラノフとD=ボームによって理論的に示され、1986年、外村彰が電子線ホログラフィーの実験により、その効果を実証した。AB効果。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
法則の辞典 「アハラノフボーム効果」の解説 アハラノフ‐ボーム効果【Aharanov-Bohm effect】 電子線が二つのスリットを通過した際に起きる干渉に対して磁場の及ぼす効果.電子の存在確率が非常に小さい領域にだけ局在するような磁場によって生じる効果をいう. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報