アフィリエイト・プログラム(読み)あふぃりえいとぷろぐらむ(その他表記)affiliate program

日本大百科全書(ニッポニカ) の解説

アフィリエイト・プログラム
あふぃりえいとぷろぐらむ
affiliate program

ウェブサイトブログメールマガジンなどにスポンサー企業広告を掲載してリンクを張り、来訪者がリンク先のサイトへ行き製品を購入するなどの成果があがると、成果に応じて報酬を受け取る仕組みのこと。この手法による広告をアフィリエイト広告、成功報酬型広告などとよぶ。アフィリエイトには、提携する、加盟するなどの意味があり、個人から始められる代理店のようなものといえる。

 アフィリエイト・プログラムを導入するためには、仲介を行うアフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)に申し込み、掲載したい広告のコードを自分のサイトやブログなどに埋め込む。無料で簡単に導入することができる。

 スポンサーにとっても、自社の製品やサービスに関連の深いサイトやブログに広告を出稿できる可能性が高いので、潜在的な顧客の掘り起こしにつながるなどの利点があり、また、成功報酬の形で料金が発生するため費用対効果も高いことから、インターネットならではの有効なマーケティング手法として歓迎されている。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

IT用語がわかる辞典 の解説

アフィリエイトプログラム【affiliate program】

ウェブサイトやブログメールマガジンの作成者が通販業者などの企業と提携し、商品やサービスの広告を掲載する広告形態。また、このような広告を行う上で必要なシステムや仕組み。インターネット広告ひとつ。閲覧者がその広告を経由して商品やサービスを購入した場合に、利益に応じた報酬が作成者に支払われる。◇略して「アフィリエイト」ともいう。また、「アソシエイトプログラム」「アフィリエイトサービス」「アソシエイトサービス」ともいう。

出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報

ASCII.jpデジタル用語辞典 の解説

アフィリエイトプログラム

電子商取引サイトが、自社のWebサイト訪問者を呼び込むために行う販促活動のひとつ。他のWebサイトに自社のWebサイトや商品へのハイパーリンクを張ってもらい、その効果に応じて報酬を支払う。報酬を支払う条件には、「Webサイトへの誘導」や、「商品の購入」などがある。アソシエイトプログラムとも呼ぶ。

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