ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説
アブドゥル・ラフマーン3世
アブドゥル・ラフマーンさんせい
`Abd al-Rahmān III, al-Nāsir
[没]961.10.15. コルドバ
後ウマイヤ朝第8代の君主 (在位 912~961) 。人種的,党派的な争いで分裂ぎみであった国内をまとめ,コルドバをイスラム文芸の中心地に発展させた。 929年にはカリフの別称アミール・アルムーミニーンを称して東方のアッバース朝カリフと対抗した。スペインではアブデラマン3世として知られる。
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