現代外国人名録2016 「アブドゥーライブラヒム」の解説
アブドゥーラ イブラヒム
Abdullah Ibrahim
- 職業・肩書
- ジャズ・ピアニスト
- 国籍
- 南アフリカ
- 生年月日
- 1934年10月9日
- 出生地
- ケープタウン
- 本名
- Brand,Adolf Johannes
- 別名
- 旧芸名=ブランド,ダラー〈Brand,Dollar〉
- 経歴
- 7歳の時からピアノを習い始め、14歳の時米国のレコードを聴きジャズに目覚める。1959年ボーカルグループ、ザ・ストリームライン・ブラザーズでプロデビュー。’62年自身のトリオを率いて欧州に渡り、スイス演奏中にデューク・エリントンに認められる。’64〜65年コペンハーゲンで演奏。その後渡米しニューヨークに3年間滞在し活躍。’60年代後半イスラム教に改宗してからはアブドゥーラ・イブラヒムに改名し、以後はアフリカ、欧州、米国を往来して活動していたが、’76年アパルトヘイトに反する行動をしたとして国外退去を強いられた。’77年よりニューヨーク在住。アパルトヘイト廃止後の’90年9月、13年ぶりに南アフリカに帰国。アフリカ出身のスピリチュアルなピアニストとして精力的に活動。代表作に「マネンバーグ」、「アフリカン・ピアノ」「ジンバブエ」「エカヤ」「アフリカン・マジック」などがある。古武道を習い、緑茶を好む親日家で、2003年来日し、京都上賀茂神社で演奏。2005年70歳を記念してベストアルバム「セレブレイション」を発売。2006年来日。2010年来日記念アルバム「先祖」をリリース、東京と京都で公演も行う。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報