日本大百科全書(ニッポニカ) 「アベルサ」の意味・わかりやすい解説 アベルサあべるさAversa イタリア南部、カンパニア州カゼルタ県の都市。人口5万6043(2001国勢調査速報値)。1030年ノルマン人によって建設された。ナポリの北方約15キロメートルに位置することから、市の盛衰はナポリの浮沈と大きくかかわってきた。鉄道交通の要衝で、司教座がある。伝統的に白ぶどう酒、乳製品、麻製品を産するほか、電気機械工業がある。犯罪者の精神病治療のための病院がある。また、中世には有名な文法の学校があった。[堺 憲一] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アベルサ」の意味・わかりやすい解説 アベルサAversa イタリア南部,カンパーニア州カゼルタ県の都市。ナポリ北方約 15kmに位置する。 11世紀にイタリア最初のノルマン人支配地域の中心都市として設立された。鉄道の分岐点として重要であり,豊かな農業地帯の中心地で,ワイン,チーズ,マカロニなどを産する。製靴工業もある。人口5万 361 (1991推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by