アラカジュー(読み)あらかじゅー(英語表記)Aracaju

デジタル大辞泉 「アラカジュー」の意味・読み・例文・類語

アラカジュー(Aracaju)

ブラジル北東部、セルジッペ州の州都。古くから製糖業が盛んで、20世紀初頭に計画都市として整備された。近年沖合海底油田採掘が進められている。アラカジュ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「アラカジュー」の意味・わかりやすい解説

アラカジュー
あらかじゅー
Aracaju

ブラジル北東部、セルジッペ州の州都。人口46万1534(2000)。アラカジュー川の河口から10キロメートル上流の右岸に位置する港市。1855年に創立され、20世紀初めに湿地を干拓して、ブラジルでは数少ない整然とした碁盤目状の市街地を建設した。皮革綿織精糖、食品加工などの伝統工業に加えて、近年、機械、電機などの工業が発展してきた。サルバドルの北約300キロメートルにあって、海岸保養地としても知られ、付近ココヤシサトウキビの大栽培地でもある。

[山本正三]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android