20世紀西洋人名事典 「アランラッド」の解説
アラン ラッド
Alan Ladd
1913.9.3 - 1964.1.29
米国の俳優。
アーカンソー州ホット・スプリングス生まれ。
ガソリン・スタンドの店員、ジャーナリストなどの職業を転々とした後、ベン・バード演技学校に入校し、ラジオ・ドラマ、映画のエキストラに出演。1942年、元女優のスー・キャロルに見いだされて、B級映画を経て、パラマント映画と契約し精悍なマスクで売り出す。’53年パラマウントとの契約消化のために「シェーン」に出演し、大ヒットとなる。ジャガー・プロを設立して「太鼓の響き」(’54年)などを製作するが、’56年の「誇り高き反逆者」以後興業的に不振に陥る。私生活では2度の結婚で、2人の子を儲ける。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報