アルチェオガッリエーラ(その他表記)Alceo Galliera

20世紀西洋人名事典 「アルチェオガッリエーラ」の解説

アルチェオ ガッリエーラ
Alceo Galliera


1910.5.3 -
イタリアの指揮者。
ミラノ生まれ。
ミラノ学院でオルガンを学び、オルガン奏者として活躍。1932年同音楽院でオルガンと作曲教授。’41年にローマの聖チュチーリア音楽院管弦楽団で指揮者としてデビュー。ヨーロッパや米国、オーケストラで客演指揮を行う。’51年にはオーストラリアに渡り、ヴィクトリア交響楽団の常任指揮を務める。また、バレー音楽や室内楽曲・歌曲の作曲も行う。イタリア人らしい明快で、伸び伸びと歌い上げる旋律と、小気味よい指揮ぶりは有名。協奏曲が多く「協奏交響曲」「ピアノ協奏曲」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android