20世紀西洋人名事典 「アルフレッドマーネス」の解説
アルフレッド マーネス
Alfred Manes
1877 - 1963
ドイツの保険学者。
元・ドイツ保険学会会長,元・インディアナ大学教授,元・ブラッドレー大学教授。
フランクフルト生まれ。
ドイツ保険学会会長、「保険学雑誌」の編集者として保険学に貢献。1927年ベルリン大学教授就任。’34年ナチスに追われ南アメリカへ渡り、ブエノス・アイレス、サンチアゴ、リオ・デ・ジャネイロ各大学客員教授を経て、’36年インディアナ大学教授、ブラッドレー大学教授を歴任。保険の精神は「万人のための一人、一人のための万人」と説き、後に多くの保険学者が引用し有名な言葉となった。ナチスにドイツを追われた際日本生命が蔵書の一部を購入し、現在「マーネス文庫」として生命保険文化研究所に保管されている。著書「保険論」(’05年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報