現代外国人名録2016 「アルベルトガザーレ」の解説
アルベルト ガザーレ
Alberto Gazale
- 職業・肩書
- バリトン歌手
- 国籍
- イタリア
- 生年月日
- 1968年
- 出生地
- サルデーニャ島サッサリ
- 学歴
- ダル・アバコ音楽院修了
- 経歴
- 父はドイツ文学者で、兄は俳優兼演出家という芸術一家に生まれる。往年の名テノール、カルロ・ベルゴンツィに師事し、ヴェルディのレパートリーを習得。マントヴァのヴォルトリーニ国際コンクールをはじめ、クレモナのバジオラ国際コンクール、ロヴェレートのバスティアニーニ・コンクールなど数々の国際コンクールで優勝ならびに受賞。1997年パルマ王立劇場での「ラ・トラヴィアータ」のジェルモンでオペラデビュー。久しぶりに登場したイタリア出身の正統派バリトンの逸材として注目され、ミラノのスカラ座をはじめ、パルマ、モデナ、マントヴァ、ピサ、ベネチア、ベルガモなど各地の主要歌劇場で歌う。2004年には「椿姫」のジェルモンでウィーン国立歌劇場にデビューし、大絶賛された。2000年スカラ座日本公演「リゴレット」のタイトルロールで好評を博し、2001年には藤原歌劇団に「マクベス」のタイトルロールで初登場。2003年スカラ座公演「マクベス」、2006年ボローニャ歌劇場公演「イル・トロヴァトーレ」で来日するなど、日本でも高い人気を誇る。レパートリーは60曲以上を数える。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報