20世紀西洋人名事典 「アレクサンダーコルダ」の解説
アレクサンダー コルダ
Alexander Korda
1893.9.16 - 1956.1.23
英国の映画製作者,監督。
トゥルカイエ(ハンガリー)生まれ。
王立大学で学び、新聞記者や映画評論誌の編集者を経て、映画監督となる。その後英国に渡り、1932年ロンドン・フィルムを設立し、「ヘンリー8世の私生活」(’33年)や「描かれた人生」(’36年)などを監督し、さらにルネ・クレールやジャック・フェデルを招き国際性のある大作主義を進め、英国映画の声価を高め、発展に貢献する。’42年映画人として初めて「サー」の称号を授与される。他の作品に「サムソンとデリラ」(’22年)、「第3の男」(’49年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報