声価(読み)セイカ

デジタル大辞泉 「声価」の意味・読み・例文・類語

せい‐か【声価】

人や事物に対する世間評判名声。「声価が高まる」「声価が定まる」
[類語]名誉名聞めいぶん面目体面面子メンツ一分いちぶん沽券こけん信用信望しん信頼信任人望定評評判暖簾のれん覚え名望声望徳望人気魅力受け名声美名雷名見栄みえ面皮世間体体裁肩身

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精選版 日本国語大辞典 「声価」の意味・読み・例文・類語

せい‐か【声価】

  1. 〘 名詞 〙 世のきこえ。評判。名声。ほまれ
    1. [初出の実例]「万金声価難灰滅、三径貧居任草蕪」(出典菅家文草(900頃)五・哭田詩伯)
    2. 「宗旨の権力一時に其声価を落すに至れり」(出典:文明論之概略(1875)〈福沢諭吉〉三)
    3. [その他の文献]〔杜甫‐高都護驄馬行詩〕

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普及版 字通 「声価」の読み・字形・画数・意味

【声価】せいか

評判。〔後漢書、宗室四王三侯、北海靖王興伝〕(子睦)中興の始め、禁ほ闊(ひろ)し。而して睦、性恭にして士を好み、千里結す。名儒宿よりして、門に(いた)らざる(な)し。是れに由りて、聲價廣し。

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