ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アンチモン酸」の意味・わかりやすい解説
アンチモン酸
アンチモンさん
antimonic acid
2HSbCl6+5H2O→Sb2O5+12HCl
無色の粉末で,水にわずかに溶ける。 300℃以上に熱すると酸素を失い,徐々に Sb2O4 に変る。両性化合物で酸ともアルカリとも反応する。水溶液中では H+[Sb(OH)6]- の形をとると考えられるが,確定的ではない。
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