20世紀西洋人名事典 の解説
アントーニオ ペドロッティ
Antonio Pedrotti
1901.8.14 - 1975.5.18
イタリアの指揮者。
元・聖チェチーリア音楽院副院長,元・アウグステオ管弦楽団(現聖チェチーリア音楽院管弦楽団)音楽副監督。
トレント生まれ。
聖チェチーリア音楽院で作曲をレスピーギ、指揮をモリナーリに師事。フィルハーモニア協会管弦楽団の指揮者となり、1932年からトレント市立音楽院院長を兼任。’38年聖チェチーリア音楽院副院長兼アウグステオ管弦楽団音楽副監督。戦後はフリーで活動し、イタリアをはじめ欧州各地で客演。’60年レントでボルツァーノとハイドン管弦楽団を結成。レコードにはチェコ・フィルとのレスピーギの交響詩「ローマ三部作」、ラヴェルの「マ・メール・ロワ」「亡き王女のためのパヴァーヌ」、ファリャの「スペインの庭の夜」などがある(国内盤はすべて廃盤)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報