現代外国人名録2016 の解説
アンドルー ロイド・ウェバー
Andrew Lloyd Webber
- 職業・肩書
- 作曲家 リアリー・ユースフル・グループ会長,英国王立音楽アカデミー名誉会長
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1948年3月22日
- 出生地
- ロンドン
- 学歴
- オックスフォード大学マグダレン・カレッジ,王立音楽アカデミー(英国)
- 受賞
- ローレンス・オリビエ賞(6回),グラミー賞(3回),トニー賞(ミュージカル楽曲賞,第34回・37回・49回)〔1980年・1983年・1995年〕「エビータ」「キャッツ」「サンセット大通り」,世界文化賞(音楽部門,第7回)〔1995年〕,アカデミー賞主題歌賞(第69回,1996年度)「エビータ」,ゴールデン・グローブ賞映画主題歌賞(第54回,1996年度)「エビータ」
- 経歴
- 父が音楽学校校長、母がピアノ教師、弟もチェロ奏者という音楽一家に育つ。オックスフォード大学在学中の1968年、作詞家ティム・ライスらと知り合いコンビを組む。’71年のミュージカル「ジーザス・クライスト・スーパースター」で一躍有名となり、以後手がけるロンドン・ミュージカルはいずれも大ヒットし、ブロードウェイをも席巻、世界中で上演されている。“現代のモーツァルト”とも呼ばれる。主な作品に「ヨセフとすばらしいテクニカラーの外套」(’68年)、「エビータ」(’78年)、「キャッツ」(’81年)、「スターライト・エクスプレス」(’84年)、「オペラ座の怪人」(’86年)、「サンセット大通り」(’93年)、「ウーマン・イン・ホワイト」(2004年)など。なかでも、「キャッツ」と「オペラ座の怪人」は世界的に大ヒットし、2004年「オペラ座の怪人」の映画化をプロデュース。2011年には「オペラ座の怪人」の25周年記念公演がロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで行われた。この間、1986年に自作の著作権管理会社リアリー・ユースフル・ホールディング社株を上場したのち、’90年全株式を買い戻し、さらに’91年8月に株式の30%をオランダのポリグラムに売却、実業家としての手腕も発揮した。’92年ナイト爵位を、’97年一代貴族の爵位ロードを授かる。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報