20世紀西洋人名事典 「アンドレジョリベ」の解説
アンドレ ジョリベ
André Jolivet
1905.8.8 - 1974.12.19
フランスの作曲家。
元・パリ音楽院教授。
パリ生まれ。
画家の父、ピアニストの母を持ち芸術的に恵まれた環境で育つ。ル・フレムに作曲を、バレーズに音響学を師事、1936年メシアン等と「ジュヌ・フランス」を結成、人間性と叙情性の回復をめざす。’45年コメディ・フランセーズの音楽監督、文化省音楽部顧問、ラムルー管弦楽団会長を経て、’66年からパリ音楽院教授となる。「弦楽四重奏曲」(’34年)でデビュー、ピアノ組曲「マナ」(’35年)、オンド・マルテノ協奏曲(’47年)等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報