アンモニオス(その他表記)Ammōnios

改訂新版 世界大百科事典 「アンモニオス」の意味・わかりやすい解説

アンモニオス
Ammōnios

5世紀の終りから6世紀の初めにかけてアレクサンドリアで活躍した新プラトン学派の哲学者。生没年不詳。アンモニオス・サッカスと区別して〈ヘルミアスの子〉と称される。アテナイでプロクロスに学んだ逸材で,数学や自然学においては当代の最も有能な人であったといわれるが,その著作はアリストテレスとポリフュリオスの論理学についての注釈しか残っていない。その弟子にはすぐれた3人の学者,フィロポノス,シンプリキオス,ダマスキオスが輩出した。
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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 伊東

世界大百科事典(旧版)内のアンモニオスの言及

【アレクサンドリア学派】より

…その学風は聖書を比喩的に解釈し,〈旧約〉を〈新約〉の予型とみなすところに特色があり,聖書の文献学的研究を重視するアンティオキア学派に対する。(3)5世紀からアレクサンドリアがアラブに征服されるまで,同市を中心とするヘルメイアス,その子アンモニオス,オリュンピオドロス,ステファヌスへと継承されていく新プラトン主義の系譜。アテナイを中心とする流れに比して形而上学的色彩が希薄であり,アリストテレスの注解を活発に行った。…

※「アンモニオス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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