山川 世界史小辞典 改訂新版 「アヴァクム」の解説
アヴァクム
Petrovich Avvakum
1620~82
ロシアの旧儀派(分離派)の指導者。モスクワのカザン聖堂の長司祭であったが,ニコン総主教の典礼改革に反対し,シベリアに追放された。ニコンの失脚とともにモスクワに戻ったものの,のち再追放され,火刑に処せられた。『自伝』(1672年)が名高い。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報