イサキウス1世(読み)イサキウスいっせい(その他表記)Isaacius I Comnenus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イサキウス1世」の意味・わかりやすい解説

イサキウス1世
イサキウスいっせい
Isaacius I Comnenus

[生]1005頃
[没]1061. コンスタンチノープル
ビザンチン皇帝 (在位 1057~59) 。高級官吏出身のミカエル6世に対抗,1057年6月小アジアの諸軍団に推され反対皇帝として立ち,首都コンスタンチノープルの反ミカエル派と呼応し,同年9月入城,即位コムネノス朝を開いた。軍政確立に努力し,過去の赤字財政を建直すため修道院,教会の財産,領地没収を実施。対外的にはハンガリーの侵入を防ぎ (1059) ,またペチェネグ人の侵攻をも防ぐ (59) など効果をあげた。しかし 59年 11月病を得,同年 12月側近プセロスの進言により退位。あとをコンスタンチヌス 10世に譲り,首都のストゥディオ修道院に入り,その生涯を終えた。

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