精選版 日本国語大辞典 「イサコフスキー」の意味・読み・例文・類語 イサコフスキー ( Mihail Vasil'jevič Isakovskij ミハイル=ワシリエビチ━ ) ソ連の詩人。詩は平易で歌謡性に富み、「カチューシャ」「ともしび」はわが国でも愛唱されている。(一九〇〇‐七三) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「イサコフスキー」の意味・わかりやすい解説 イサコフスキーいさこふすきーМихаил Васильевич Исаковский/Mihail Vasil'evich Isakovskiy(1900―1973) ソ連の詩人。ロシア連邦のスモレンスク州の農村に生まれ、地方新聞に働く。処女詩集『藁(わら)の中の電線』(1927)がゴーリキーに認められ、詩壇にデビューした。その作品は思想性に乏しいが、つねに働く民衆とロシアの自然への愛情に満ちたもので、民話や口語を駆使した民衆的詩風と、歌謡性をもって知られ、第二次世界大戦中には、日本でも歌われている『カチューシャ』その他の民謡を書き、作詞家としても著名である。[草鹿外吉] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例