デジタル大辞泉 「イヌビク」の意味・読み・例文・類語 イヌビク(Inuvik) カナダ、ノースウエスト準州北西部の町。マッケンジー川のデルタの東側に位置する。1961年にカナダ政府によって、先住民のイヌイットの定住地として計画的に建設された。冬の住居イグルーを模したドーム状の教会がある。イヌービク。イヌビック。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「イヌビク」の意味・わかりやすい解説 イヌビクいぬびくInuvik カナダ北西部、ノースウェスト・テリトリーズ、マッケンジー地区北西部の町。マッケンジー川河口に近い同川の東の分流イースト・チャンネル川右岸にあり、カナダ政府が計画的に建設した国営の町。人口2894(2001)。北極地方の永久凍土上に実験都市として建設され、集中暖房、上下水道、電気のほか文化施設も完備し、1961年に完成した。北極地方野外学術調査基地として重要な町。[山下脩二] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「イヌビク」の意味・わかりやすい解説 イヌビクInuvik カナダ,ノースウェスト准州北西部の一集落。マッケンジー川河口の東水路に沿う。カナダ政府によって,イヌイット (エスキモー) 集落のモデルとして計画,建設された。学校,病院,ホテルなども建設されて,毛皮狩猟者の便宜をはかっている。人口 3206 (1991) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報