ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インジウム・アンチモン」の意味・わかりやすい解説 インジウム・アンチモンindium antimonide III族元素インジウム InとV族元素アンチモン Sbとの化合物で,閃亜鉛鉱型の結晶構造をもつ。化学記号は InSb。やや黄色を帯びた灰色の結晶。電子の移動度が室温で 8万cm2/V・s と非常に高いため,ホール素子やこれを用いた無接点スイッチ用材料として用いられている。アンチモン化インジウムとも呼ばれる。 (→III-V族化合物半導体 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by