インターハンデル事件(読み)インターハンデルじけん(その他表記)Interhandel Case

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「インターハンデル事件」の意味・わかりやすい解説

インターハンデル事件
インターハンデルじけん
Interhandel Case

1942年,アメリカ対敵通商法に基づきスイスのインターハンデル社の資産接収を行なったが,この接収資産返還をめぐってスイスとアメリカが国際司法裁判所で争った事件をいう。裁判所は 1959年3月,アメリカの4つの先決的抗弁うち,国内的救済を尽していないとの抗弁を認める判決行い本案審理を行わなかった。本件は国内的救済原則を裁判所が厳格に解した判例として,国際法上重要である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む