い字三点(読み)いじのさんてん

精選版 日本国語大辞典 「い字三点」の意味・読み・例文・類語

いじ‐の‐さんてん【い字三点】

  1. 〘 名詞 〙 仏語悉曇(しったん)文字いの字と書き、三つの点によって一字となっているので、これをもって涅槃(ねはん)内容をなす法身般若解脱三徳不離関係にたとえる。また、三菩提、三仏性、三観などにも配する。〔北本涅槃経‐二〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android