六訂版 家庭医学大全科 の解説
ウィスコット・アルドリッチ症候群
ウィスコット・アルドリッチしょうこうぐん
Wiskott-Aldrich syndrome
(子どもの病気)
どんな病気か
血小板減少、
症状の現れ方
初発症状は乳児期の血便、紫斑などの出血傾向で、次いで難治性の湿疹、易感染性が認められ、食物抗原に対する即時型反応も乳児早期から認められます。死亡原因は乳幼児期の出血、感染とリンパ
検査と診断
末梢血中の血小板容積の縮小と血小板数の減少が診断の手がかりになります。血清IgM値、末梢血リンパ球数は年齢とともに減少します。総IgE値、特異IgE抗体価は乳児期から高値・陽性を示します。
治療の方法
根治的な治療は、組織適合抗原(HLA)の一致した
出典 法研「六訂版 家庭医学大全科」六訂版 家庭医学大全科について 情報