20世紀西洋人名事典 の解説
ウィリアム・ジェイムス グラッケンズ
William James Glackens
1870.3.13 - 1938.5.22
米国の画家。
フィラデルフィア生まれ。
ジ・エイトの一員であり、ペンシルバニア美術アカデミーで学び、「フィラデルフィア・レコード」紙の挿絵家となる。後パリに滞在、帰国後「ニューヨーク・ヘラルド」誌等で挿絵を描く傍ら、絵画の制作活動を始め、日常生活を印象派の手法により描き、特に晩年はルノワールの影響を強く受け、「ムーカンにて」(1905年、シカゴ、美術研究所)、「林檎をもつ裸像」(’10年、ニューヨーク、ブルックリン美術館)等の作品がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報