20世紀西洋人名事典 の解説
ウィリアム・ヘンリー ピカリング
William Henry Pickering
1858.2.15 - 1938.1.16
米国の天文学者。
元・マンデヴィル天文台台長。
ボストン生まれ。
E.C.ピッカリングの弟で、1887年にハーバード天文台に入り1891年に兄と協力してペルーにボイデン天文台を作った。1911年からジャマイカの観測所で仕事をし、引退後は同観測所を私設天文台とした。主な業績として、1888年に火星の写真を取り、1899年に土星の第9衛星フォルベを発見、軌道を決定したこと等がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報