ウォンガヌイ(その他表記)Wanganui

改訂新版 世界大百科事典 「ウォンガヌイ」の意味・わかりやすい解説

ウォンガヌイ
Wanganui

ニュージーランド北島の南西岸,クック海峡に面した都市。人口3万9000(2006)。ウォンガヌイ川(全長290km,北島第2)の河口に位置する。タラナキ,マナワトゥ両地方の酪農・牧羊地帯の中心都市の一つで,食品加工など各種工業がある。ニュープリマスウェリントン航空路道路鉄道が通じる。1841年入植,1924年市制。市名は〈大きな湾〉を意味するマオリ語に由来する。
執筆者:

出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報

関連語 マオリ人

百科事典マイペディア 「ウォンガヌイ」の意味・わかりやすい解説

ウォンガヌイ

ニュージーランド北島,南西海岸の港湾都市。1842年創設。周辺牧羊地域の中心で,羊毛,酪農製品,肉類移出。1847年,1864年,1868年にこの地で英国人とマオリ人の戦いがあった。4万9080人(2006)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

世界大百科事典(旧版)内のウォンガヌイの言及

【ウォンガヌイ】より

…人口4万1000(1991)。ウォンガヌイ川(全長290km,北島第2)の河口に位置する。タラナキ,マナワトゥ両地方の酪農・牧羊地帯の中心都市の一つで,食品加工など各種工業がある。…

※「ウォンガヌイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む