20世紀西洋人名事典 「ウォーカーパーシー」の解説
ウォーカー パーシー
Walker Percy
1916 - 1990.5.10
米国の小説家。
アラバマ州バーミングハム生まれ。
コロンビア大学より医学博士号を取得するものの、病院に勤務する中で結核に感染。作家活動に専念するようになる。代表作に処女作「映画狂い」(1961年)があり、全米図書賞を受賞する。その他の作品に「ランスロット」(’77年)や「再来」(’80年)などがあり、西欧実存主義の影響を受けながら、現代社会を生きる術を描いた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報