ウオームシェア(読み)うぉーむしぇあ

デジタル大辞泉 「ウオームシェア」の意味・読み・例文・類語

ウオーム‐シェア

《〈和〉warm+share(共有)》環境省が推進する節電地球温暖化防止のための取り組みの一。家庭内で暖房する部屋を決めてそこに集まるようにしたり、各家庭で暖房を使用する代わりに、図書館商業施設など暖房設備のある共有スペースの利用を呼びかけたりするもの。→クールシェア

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウオームシェア」の意味・わかりやすい解説

ウォームシェア
うぉーむしぇあ

家庭などで、ひとりひとりが暖房を使うのではなく、同じ場所や部屋に集まることで暖房エネルギーを節約すること。環境省が2005年(平成17)に開始した地球温暖化対策キャンペーン「ウォームビズ」の一環として2012年から提案されている。毎年11月1日から3月31日までのウォームビズ期間中、ウェブサイト自治体、企業、個人が登録した、地域で気軽に集まることができる暖かい場所(ウォームシェアスポット)の情報が掲載された「ウォームシェアマップ」が公開される。パソコンやスマートフォンなどで場所についての情報を活用し、家庭の暖房を止めて町のウォームシェアスポットで過ごすことを提案している。このほかにも、近所同士が集まって、あたたまる鍋料理を食べていっしょに過ごすなど、エネルギー消費を抑制しながら楽しく過ごす暮らし方を提案している。

[編集部]

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