ウスギヨウラク(読み)うすぎようらく

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ウスギヨウラク」の意味・わかりやすい解説

ウスギヨウラク
うすぎようらく
[学] Rhododendron benhallii Craven
Menziesia ciliicalyx (Miq.) Maxim.

ツツジ科(APG分類:ツツジ科)の落葉低木。サイリンヨウラクともいう。葉は倒卵形、裏面は帯白色で質がやや薄い。5月ごろ淡黄色の花が散状に開く。花冠は鐘状筒形で先は5裂し、紫点があり、花柄は細長くて腺毛(せんもう)が多い。本州の静岡県西部および石川県以西と四国の徳島県の温帯山地に分布する。

小林義雄 2021年4月16日]

 ヨウラクツツジ属をツツジ属に含めることもある。

[編集部 2021年4月16日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む